伊場

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グリーンブック 手紙

映画「グリーンブック」は、実話に基づいた話。1960年代の
黒人差別時代のアメリカ南部に天才黒人ピアニストがあえて
勇気をもってツアーにでかける。自家用車一台で出発するのだが
その運転手に選ばれた男は、最近ギャングのボスを怒らせて、
店をつぶされて職を探している男。彼は色んな仕事をしていて、
自動車でも重機でも運転できる。酒場で問題を起こす客を
静かにさせて、時には腕を振るったり、金をつかませる技術にも
長けている。そこが買われた。南部には黒人を泊めないホテル・
食事させないレストラン・入るだけで暴力をふるわれるバー・外に
あるトイレなど、当時の事実を映像で表す。雇い主の
黒人天才ピアニストは、運転手の家に電話をかけて「奥さんに
代わって」という。直接、奥さんを説得したのだ。
「クリスマスイブには帰れるという約束」だが、数か月家を
留守にする。奥さんは若くて美人だし、子供はまだ小さい。
周囲は「おまえの寝るベッドはなくなるぞ」という。奥さんは
「どこにいても手紙をちょうだい」という。あちこちで運転手が
何か書いているのを知った、黒人ピアニストは
「見せて」と文章を読む。綴りを治したり、そもそも書き出しから
口述して彼に書き写すように促す。送られた手紙は格段の
風格のある言葉と見えるような情景描写。最後に、いかに
奥さんを愛し続けているかという言葉と、追伸に子供たちへの愛を
乗せた。奥さんは痛く感動している、あらん方向を見つめる涙目。
毎回、手紙を楽しみにして、パーティーで女友達にも
読み聞かせると、女友達は
「あんたも私に手紙を出して」と夫にいうが
「ここにいるのに?」と茶化すイタリア人たち。
旅の終盤には、運転手は一人でも手紙が書けるまでに
上達していた。イブになんとか運転手を自宅に届けた
黒人ピアニスト。奥さんは彼に抱き着いて
「手紙をありがとう」という。手紙はピアニストの口述を
書き写していたことを実は知っていたのだ。

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