伊場拓史

映画

見過ごし 御簾越し

見過ごし 御簾越し
大河ドラマ「光る君」は平安時代の話。貴人たちの住まいには
「御簾/みす」がある。基本、建物は壁で遮られていなかったようで、
必要なプライベート空間を「御簾」で遮ったり、囲ったりしていたようだ。
材料は竹ひごを編んだ物だったようだ。御簾の簾(す)を
垂らした物を「簾だれ」というようだ。「簾まき」というのも、
海苔巻きを作るように簾で巻いた状態だろう。
現代はワンルームのマンションも多い。ユニットバスと
洗面所・トイレなどは密室化。キッチンは顔は見えるが
手元は見えない、半密室。クローゼットは西洋御簾状態。
畳の部屋もあまりなく、せいぜい小さい一部屋。
ワンルームに御簾を持ち込んで、人を呼んでも、きっと
「見過ごされる」のがオチ。

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