伊場拓史

映画

イマージ・ミュージアム

イマージ・ミュージアム
花博会場に入ってすぐに「イマージ・ミュージアム」
という建物があった。最初に飾ってある絵が
「印象派みたいだな」と思った。開演はすでにしていて、
途中入場だった。現在、映画館などでは
途中入場はできないが、昭和は自在だった。
高さ5m・10×20mくらいの部屋。上は無骨に
むき出しの鉄骨機材。壁面はペンキで塗られた部分と、鏡。
床にも映像が映し出される。自分にも映像が移されていて、
部屋という環境の一部にされた。わかる絵もあり、
わからない絵もある。モネの池だけはわかる。
絵がだんだん大きくなったり、移動したり。
絵の具で描かれた一筆ごとのパーツが分かれて移動して
別な絵が出たり。絵の中の人物が動き出したり。
最近のアニメのCG技術の流用のようだが、環境が
部屋一杯なのと、大音量の音源が感覚を狂わせる。
「いつ終わるんだ?」という不安が沸き起こる。
いや、カーテンを開けて出ればいつでも出れるのだが。
一枚の絵を一人で描くのは、無からの表現で
たいへんなことだ。しかし、多くの時間と機材と
人が関わって作り出す、CGの作品も違う大変さを感じる。
AIを好きかどうかなんて無関係に時代は、AIを組み込んでゆく。

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