クリスマス・キャロル

iva

2025年03月16日 08:12

クリスマス・キャロル
チャールズ・ディケンズ(イギリス 1843年12月17日)
スクルージは共同経営者のマーレイのひつぎの顔に乗った
コインを取るような男だ。ある日マーレイの亡霊が現れる。
スクルージーの過去のクリスマス
「まだ夢があり失恋までのエピソード」を見せる。
現在のクリスマス「たくさんの友人がいるが会ったことがない。
世界中の様子を見せる」。
未来のクリスマス「みんなの嫌われ者が死んだらしい。
墓石には自分の名前が刻まれていた。
クビにした下部(部下)の子供が病気で死んだ」。
マーレイの霊が見せた、過去・現在・未来から目覚めると
「まだ、未来は変えられる」と知る。
スクルージは、招待された会には出席し、寄付もし、
召使い(部下)もクビにせず、病気になるはずの男の子の
第二の父親とさえ呼ばれるまでになった。
スクルージは最もクリスマスを楽しむ男へと
変化して行くのだった。
ある日、自分の過去と現在に向き合い、本気で
残りの人生を豊かに変えたクリスマスの贈り物みたいな
お話しだった。
「キャロル」というから、てっきり主人公は女性だと思っていた。

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