燃えよドラゴン
燃えよドラゴン
1973年12月に公開された時点で、主演の
「ブルース・リー」は故人だった。
彼は1973年7月20日に亡くなっている。
日本では格闘技としてカンフー(功夫)は
無名だったのだが、この映画の公開以降
「アチョ~ォオ」と、ヌンチャク
(鎖で二つの短い棒をつなげただけの格闘具)を振り回し、
頭にコブを作る少年たちが町に出現した。
公開前は、大山倍達氏(空手)は、
あまり好印象ではなかったらしいが、パンフレットには
良い印象と書いている。
制作/コンコルド・プロダクション、監督/ロバート・クローズ。
「アチョォオ~」の奇声(鳥・獣のよう)は、本人の肉声らしい。
彼以降、ジャッキー・チェン、ジェット・リーなど、
現在のビッグネームが彼の遺志を現実の物としてつなげた。
ブルース・リーはキングメーカーでもあるのだろう。
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